古舘伊知郎の「喋らなければ負けだよ」を恋愛や人間関係に活かす
古舘伊知郎さんの「喋らなければ負けだよ」
めちゃめちゃ面白かったです。
実は、以前まで古舘さんのことはよく知りませんでした。
いや、もちろん知っていましたが、興味がありませんでした。
報道ステーションでてるなーくらいの認識です。
で、報ステで色々あって降板させられた?のにも特に関心がありませんでした。
では、なぜこの本を読もうと思ったのか?
それは私が大好きな番組に出たことがきっかけでした。
皆さん、見ましたか?
そこでの古舘さんの喋りの上手さに驚かされたんです。
もちろん、喋りのプロなので話がうまいのは当たり前かもしれません。
でも、なんだろう、私はこの人なんか面白いなって思いました。ww
まあネットでは賛否あったみたいですね。ww
いや、確かに喋りすぎ感はありましたし、だいぶほかの芸人に助けられていた感もありましたが私はかなり好印象でした。笑
もっとほかの芸人の話が聞きたい。
古舘前出過ぎ。
なんて声もありましたね。
でも、多分、その日誰よりもインパクトを残したのは芸人ではない古舘さんでした。
ちなみにすべらない話で披露したこの話は、この本にも載っています。
【すべらない話】2016年7月 古舘伊知郎「デート」人志松本のすべらない話
しかし、女にモテるために、すべらない話なんていらないだろ。
女はそういう面白さは求めていない。と思う人もいるでしょう。
私も別に芸人のような笑いは必要ないと思います。
女友達や、出会った女の子に、
「彼氏に面白さ求める?」って結構聞いてるんです。
ほとんどの女の子の答えはNOです。
面白い人は好きだけど、彼氏がつまらなくても良いというんです。
私は更に「クソつまんないんだよ。話にオチがなくてもいいの?笑」と聞きます。
この答えにも、だいたいの女の子は「別にオチがなくてもいい」と言います。
それよりも嫌なのが、「つまらないギャグや話をドヤ顔で話してくる方が嫌。」らしいです。
「愛想笑いするの疲れる」という意見もありました。www
とは言っても芸人や面白い人ってモテテますよね?
別に一発ギャグなんていらないと思います。
すべらない話もあれば武器にはなりますが、別に必要ないと思います。
じゃあ何が必要なのか。
それは、人たらしになること、相手を楽しませることだと思います。
この本には、そういう技術が詰まっている本です。
恋愛の章は多くはないですが、すべてのことに活かせる内容です。
恋愛やナンパに活かせそうなことで、 印象に残ったところをいくつか紹介します。
1
ゲスト「~なことがあって、私大失敗しちゃったんですよ。」
古舘「へー、そうですか。(と感心したあとで)バカと呼んでもいいですか?(と本心を敬語で聞くとなかなか良い)
本文では、「これはテレビだから成り立つが、素人が迂闊に多用したらトラブルになります」とあります。笑
でも、ナンパや恋愛でのディスりに使えますよね。
あえて悪口を言って、笑いに持っていくテクニック。
上司とかにやったら怒られますが。笑
あとは、信頼関係がないうちにやっても嫌われるだけなので、しっかり仲良くなってから使うといいですね。
2
《いい意味でを添えると悪口が悪口じゃなくなる》
《素人にも簡単に使えて、かつ険悪なムードを抑止する効果のあるフレーズ》
「すると、あなたは馬鹿だったんですね。いい意味で」
「いい意味で生意気な小娘だったんですね」
「いい意味でずるくて汚い人間なんだね」
「いい意味で世間知らずだね」
「 いい意味でお勘定しといて」
「いい意味で今日はお前のご馳走になる」
「いい意味でもう一軒」
最後の方意味わかんないですよね。ww
でも面白い。www
こういう言い方をすると、気楽にツッコミが入れられます。
確かにそうですよね。
古舘さんも、仲間同士で、酒の席の悪ふざけで使い始めたのがきっかけだそうですが、私もよく仲間内で使います。
これは、友人関係でも、恋愛でも活かせます。
絶対ウケます。
《いい意味でをつけると間の抜けたニュアンスが生まれる。》
これは、比較的使いやすいと思います。
「いい意味でホテル行こう」
「いい意味でエッチしたい」とかいうことも出来ますね。www
恋愛やナンパにに生かそうと思いました。笑
3
《自分を好きにさせる面白アクション》
古舘さん曰く、最近の男は女に話を合わせとけばいいと思っている男が多すぎると。
確かに女の子は話好きで、相手に自分の話を聞いてもらいたいとは思います。
でも、
「休みのは何してるの?」
「趣味は何?」
「ドライブは好き?」
「好きなタイプは?」
などのくだらない質問をしても舐められるだけだと。
特に綺麗で、日頃モテテいる女の子には特に。
古舘さんは「牙を剥いているマネーの虎みたいな女にそんなこと聞いたら悲劇的」だと。ww
これは、色々な本に似たようなこと書いてありましたね。
では、どうやったら相手に舐めれない話の振り方が出来るのか?
古舘さんがあみだした方法は簡単で、かなり面白い。
《まずはちょっとしたプロセスから入って空気を和ませる方法》
自分から先手を打って、「自分はダサイですよ」「ちゃんと自覚してますよ」という態度を見せるんだそうです。
例)
「休みの日何してるの?なんて聞いたらダサイと思わない?」
「ほら、よくいるじゃん。ドライブ好き?とかウザいこと聞くやつ。ところでドライブは好き?」
こう切り出すと女は、「何それ?笑」と笑うので、とりあえず場がほぐれる。
そこを利用して「ドライブは好き?」「休みの日は何してるの?」と駄目押しで聞くこと。
だそうです。
本来の目的の質問もできるし、笑いも取れるし、「結局聞くんかい笑」というツッコミも生まれますし。www
いい方法ですね。これは恋愛やナンパに活かせそうですよ。
そのほかにも沢山印象に残ったことがありましたが、長くなるのでこの辺でやめます。
なにより、読み物としてかなり面白い本です。
これを読むと古舘さんがかなり好きになると思います。